AIと読む
VEDA AI 読解環境
形態解析、辞書参照、校正、註釈、OCRなどを組み合わせ、実際の読解作業を支援します。
- 読解支援
- 形態解析・辞書参照
- OCR・校正
ヴェーダ文献をAIと読む/AIに読ませる
VEDA AIは、ヴェーダ文献をAIとともに読み、またAIに読ませるための研究プロジェクトです。電子テキスト、刊本画像、辞書、言語注釈、研究文献を相互に参照できるようにし、翻訳・註釈・OCR・アクセント復元などの研究成果を読解に組み込みます。
プロジェクト概要
ヴェーダ文献を読むときには、電子テキストだけでなく、刊本やその画像、辞書、文法情報、研究文献を何度も参照します。VEDA AIは、そうした資料を同じ画面や処理の中で結びつけ、必要なところでAIを使えるようにすることを目指しています。
人間の読解を補助する機能と、AIが文献を自律的に解析する機能の両方を扱います。テキストと画像の対応付け、辞書参照、言語情報、研究文献検索も、そのための基礎となる機能です。
研究
AIと読む
形態解析、辞書参照、校正、註釈、OCRなどを組み合わせ、実際の読解作業を支援します。
テキストと画像
電子テキストと刊本画像を対応付け、本文と原資料を行き来しながら確認できるようにします。
言語と研究文献
アクセントや形態情報、辞書、コーパス、文献表、研究文献を本文と結びつけます。
研究の方向性
VEDA AI とヴェーダ研究資源
成果
VEDA AIの開発と直接つながる研究成果を掲載しています。
ヴェーダ語の機械翻訳に関する研究。ヴェーダ・サンヒターと既存訳を対応付けた平行コーパスを構築し、翻訳モデルを検証しました。
文献学的註釈を利用したヴェーダ語機械翻訳の研究。翻訳と、その根拠となる研究上の解釈を接続する方法を検討しました。
ヴェーダ語刊本を対象とするOCR研究。ヴェーダ語特有のアクセント記号を含めて画像からテキスト化することを扱います。
アクセントのないヴェーダ語テキストに対して、言語モデルを用いてピッチアクセントを自動復元する研究です。
プロジェクト代表者
VEDA AIは塚越柚季が主導しています。専門はヴェーダ語学・ヴェーダ文献学、人文情報学、自然言語処理です。 researchmapを見る
研究費
VEDA AIと関連する研究は、JST BOOSTおよびJSPS科研費(KAKENHI)の支援を受けて進めています。
JST BOOST
低資源な古典語であるヴェーダのサンスクリット語を対象に、機械翻訳の高度化と、研究書などの外部知識を根拠として提示する註釈生成AIの構築を目指します。ヴェーダ語固有の情報を保持したテキスト・翻訳・註釈データセットを整備し、専門家による人手評価を取り込むプラットフォームも開発します。
JSPS KAKENHI
若手研究(2025–2029年度)。OCRと多言語機械学習モデルを用いて、電子テキストと刊本画像、一次文献と二次文献の対応付けを進めます。
JSPS KAKENHI
学術変革領域研究(公募研究、2026–2028年度)。言語モデルを活用して史資料に固有の要素を抽出・分析し、文献間の関係を推定するための方法論を構築する研究です。